六角堂に到着すると、すぐにステージイベントの「だし当てクイズ」に参加させていただくことになった。
A〜Eのそれぞれの紙コップに、
@いりこ、Aかつお、B昆布、Cしいたけ、Dあご、以上いずれかのだしが入っており、それを五感で当てるというクイズだ。
エントリーした5人編成の6チームがステージ上に上がり、味覚を競った。
スローフードすぎなみチームも地元チームに混ざって参加。
なんと、1回戦は4チームが全問正解で勝ち残る結果に。
「こどもカフェ」として出店している子どもチームがここで敗退してしまったのは残念。
2回戦は、3種のだしがブレンドされたカップが渡され、何がブレンドされているかを当てる。
ここでも、2チームが勝ち残り。最終決戦も同様にして行われ、スローフードすぎなみチームが優勝してしまった(スミマセン)。
最後に、参加賞として筑後名物のうどんを壇上でいただいた。
 
そのあとは、お待ちかねのランチタイム。
会場の中は、筑後のおいしいものの香りが立ち込めている。
席に戻ると、吉永さんが野菜たっぷりの「グリーンカレー」と、リサイクル堆肥で育てた野菜の「元気弁当」を用意してくださっていた。
どちらも、作り手のあたたかみを感じる、じんわりとした味がする。

その後も、次々と筑後の味覚を堪能。
森光牧場さんのアイスクリームは、開発のエピソードを吉永さんからうかがっていて、心待ちにしていた1品。
昔なつかしい、まじめな味のするアイスクリームで、すっかり気に入ってしまった。
上にかけるコンフィチュールも、筑後産。

翌日、森光さんに全種類味見させていただいたところ、どれも美味だったけれど、特に「うめ」が思いがけないおいしさだった。
もちろん、イチゴ、巨峰、キウィ、梨…と、どれもおすすめだ。

バスの中で、柿酢の話を聞いていて、楽しみにしていたのが、柿酢サイダー。
これもさわやかな味わいで、ラベルもいい。
会場の中で、特に香りで目立っていたのは、焼鳥。
これをいただきつつ、地酒のカクテルを味わった。
 
夜は交流会を催してくださった。
お客さんの写真が壁いっぱいに貼り付けてあって、地元に愛されている店だと一目でわかる。
ここでは、「いそぎんちゃく」料理に驚きつつ、いっぺんで大好きになってしまった。(忙しいイベントのさなか、こんなにあたたかくおもてなしをしてくださったスローフード筑後平野の皆様に心から感謝申し上げます!!!)

レポート /中村麻理(スローフードすぎなみtokyo) まだまだ続きます。

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