*-*-SLOW FOOD SUGINAMI TOKYO CONVIVIUM-*-*


	帆足文宏校長先生

ＰＴＡの方々とのミーティング、そして阿部教頭先生に窓口になっていただき、「山猫軒」さんにも何度も足を運びながら（もちろんお食事がてら）、この日を迎えることができました。
当日は、コンビビウムの8人のスタッフが野菜の買出し部隊と山猫軒からの材料・調理道具搬出部隊と家庭科室の設営部隊３隊に分かれ、準備。「山猫軒」からも菊池シェフ、浦マネージャーそして４人の若手スタッフがいらっしゃり、50人近い参加者の指導にあたってくださいました。杉並区からは、広報課の方も取材にお見えに。地鶏のブロックを菊池シェフが見せると子供たちからどよめきが上がりました。茹でた野菜が美しく盛り付けられると、またどよめきと拍手。マヨネーズが速い手順で作られると、また歓声と拍手が上がるなど、実に和気藹々とした雰囲気の中、シェフからの説明が続きました。シェフもそんな反応に応えながら楽しげに説明を終え、さて各テーブルでの参加者の作業。

●手順　
1.菊池シェフが大まかに調理手順や素材について説明、実践2.鶏のブイヨン‥鶏を焼く、野菜を用意する3.野菜の皮を剥く4.マヨネーズを作る5.野菜を茹でる6.盛りつけ7.各調理台に別れグループごとに調理
8.味比べ
8.試食
●【材料】○茹で野菜（１人分）アスパラ　１本　　インゲン　３本　　カリフラワー　１カケ（飾り付け用）トマト　１カケ　　ルッコラ　少々○マヨネーズ（８人分）油（サラダ油でも可。オリーブオイルだと多少クセあり） 500cc卵　3~2個　　塩・コショウ　フレンチマスタード　レモン○地鶏のブイヨン地鶏 1/2×4~3　　野菜　　シブレット○パン（一人１個）……陣田靖子さんが自宅で焼いて搬入※

「親子で見つけよう！　ほんとうの味」第一回
杉並第四小学校ＰＴＡ主催
スローフードすぎなみTOKYOコンビビウム共催

日時　2003年5月24日（土）午後３時10分～５時
場所　杉並第四小学校家庭科室
参加者　杉並第四小生とその父兄　計44名

講師：菊池　茂氏
フレンチレストラン「山猫軒」
1964年	東京都小金井生まれ
1986年	大阪辻調理学校卒業
1986年	赤坂レストラン成川亭
1994年	渡仏　ノルマンディの農家で自然田舎パン作りを勉強
	バスク地方でバスク料理を勉強
	パリ2つ星レストラン「アピシウス・アンフィクルス・その他で研修
1999年	中央線阿佐ヶ谷のラピュタ阿佐ヶ谷レストラン山猫軒シェフとして入社

マヨネーズの材料となる卵、フレンチマスタードと地鶏のブイヨンの材料は「山猫軒」さんが用意。それら以外はコンビビウムで準備。【道具】各調理台○茹で野菜大きな鍋（野菜を茹でる用）1　　大きなボウル（茹でた野菜を揚げる用）1バット（平たいお盆かプラスティックでも可）１タオル（布巾でも可。茹で野菜の水分を取るため）掬い網（茹で野菜を掬う用）　氷　　塩ピーラー１　小さなナイフ１　竹串　１○マヨネーズ小さなボウル（直径20~30cm） 1　　ビーター（泡立て器）　小１市販のマヨネーズ（味見比較用）○地鶏のブイヨン大きな鍋　　レードル　２本　　ナイフ市販のチキンブイヨン（味見比較用）※地鶏のブイヨン用の鍋、レードル、ナイフは「山猫軒」さんから搬出。それ以外は家庭科室のものを使用。【試食用】一人につき中型の皿　１枚　　ブイヨン味見用カップ　１　　箸　１セットすぎなみTOKYOコンビビウム発足以来の念願だった「食育プロジェクト」が、ついに実現しました。
私達の提案を受け入れてくれる小学校、講師として出てくださるプロの料理人が揃って初めてできるという難しい催しでしたが、阿佐ヶ谷のフレンチレストラン「山猫軒」のシェフ・菊池茂氏が私どもの提案を快く受けてくださり、あとは小学校です。
日ごろのお付合いの深い高円寺で、と思っておりましたところ、あづま通り商店街にある由井建設の社長・由井営太郎氏（元杉四小のＰＴＡ会長）が私達のお話に大いに賛同してくださり、帆足文宏校長先生に持っていってくださいました。

おぼつかない手つきでアスパラの皮をピーラーでむく子、慣れている手つきで野菜に包丁を入れていく子、子供そっちのけで真剣に作業に打ち込むお母さん、様々いらっしゃいました。
ブイヨンのだしをとった鶏をシェフが切り分け、各テーブルへ。当コンビビウムの陣田さんが焼いた天然酵母のおいしい手作りパンを配り、さて試食。佐々木が司会を引き継ぎ、ブイヨンとマヨネーズの味比べ。「味がちがう」と素直に反応する子供たち。「どっちがおいしい？」と聞くと、「どっちもおいしい！」・・・それでいいのです。でも、「味が違う」ということ、そしてマヨネーズがこんなに美味しく手作りで簡単にできてしまうということを覚えていてくれれば、きっと今度は自分で作ってみよう、と思うはず。
参加者全員でお皿や器具を洗っていただき、６時前にはイベントが終了しました。

手作り天然酵母のコーミールパンを焼いていただきました。

陣田靖子さん

スローフード杉並コンビウム

メンバー。杉並在住。

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マクロビオティック料理教室。

杉並第四小学校味覚教育voｌ.1のスタッフと校長先生、教頭先生他集合写真

目的　
● 地鶏と野菜を煮込んでつくったブイヨンと市販の固形キューブを溶かしたブイヨンの味比べ
● 手作りマヨネーズを実際につくってもらい、市販のマヨネーズと味比べ
● プロのシェフに、調理のちょっとした工夫を教えていただく
● 参加者で、野菜とブイヨンとパンを楽しむ

打上げの様子はここから見てくださいね♪