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駅構内の開放ギャラリースペースで、しばし時間を過ごしました。広い空間に、市民の方々が写した湯布院の風景写真がずらっと飾ってあります。何脚も並べられた椅子と広いテーブル。時間の待ち合わせにも、のんびり時を過ごすのにも利用できそうです。
ここだけみても、湯布院が文化を大切にし、市民と旅人の居場所を設けようとしている姿がうかがえるかのようです。
さて、ほどなく若生さんから電話が入り、駅近くのレストラン＆ギャラリー「南の風」に幹事はじめいるから、一緒に昼食を食べないか、とのこと。
早速向かってみると、そこは今回のホスト役KYUSHU湯布院スローフード協会代表・田井さんの息子さんが切り盛りしているお店。手作りのパスタとピッツァが売りのようです。店内は採光を落として、ゆったりと落ち着いた空間づくり。壁には気のきいたアート作品が飾ってあります。
駅前の通りは、やや観光地の雰囲気が漂っているのですが、ここだけは別世界のようです。

中を覗くと、国際委員会理事のジャコモさん、サンドラさん、石田さん、島村さん等々幹事メンバーがくつろいでいます。奥から、若生さん、萱場さん、吉開さんらが現われ、すでに会議を行なっていた様子。
われわれも手作りルーのカレーをいただきながら、湯布院スローフードのメンバーに車で会議の会場である旅館「七色の光」に連れて行ってもらいました。
奥へ奥へと懐の深い旅館の廊下を伝っていき、途中、大浴場の看板を横に見ながら進んだ先の広いホールが今回の会議会場。ぞくぞくと各コンビビウムのリーダー、事務局の方々が会場へ。
マスコミのカメラも入り、今回のホスト役・KYUSHU湯布院スローフード協会代表・田井さんによる挨拶により、会議スタートとなりました。
4/17に横浜でお会いした方々も多く、議題も4/17に提議されたことを確認しながらまずは粛々と進行しました。
まずは若生さんから挨拶。スローフード気仙沼の菅原さんからは、先ごろジェノバでむ開催された「スローフィッシュ」に出展されたことの報告がなされました。今回、ＥＵに食材を持ち込むことが法律的にハードルが高く、かなりご苦労されたようですが、日本--気仙沼の出展により、催し自体ががぜん盛り上がったようです。
さて、スローフードジャパン設立に向けての手順を踏んだ会議の開始。議長役には幹事以外の方に、という意向から、横浜スローフード協会の毛利さんが急きょ指名にて任に着くことに。横浜会議で提出され、討議の後幹事会で修正された「日本国内規約」案は,ほぼそのままの形で承認されました。
続いて、組織の幹事役にあたる国内委員会のメンバーが、以下の人々に決まりました。(次ページへ）