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キューバの農業紹介　　　　　4月28日（土）12:30～14:00　1番教室

映像紹介の後、講師であるスローフード沖縄･奄美代表の田﨑さんよりキューバの都市農業に関する講演がありました。
お客様のなかにキューバを訪れたばかりという方もいらっしゃって、興味深げに耳を傾けておられました。
はじめに、「なぜ沖縄のスローフード協会なのに、キューバの話なのか？」という疑問に答えるところから講演はスタート。
意外にも、沖縄とキューバの間には類似性が多いのだそうです。そこで、キューバが発達させてきた有機農業を、沖縄に取り入れようとしているとのこと。
1989年以降、キューバは自給自足の道を歩むことになったのですが、その当時は43％しかなかった食料自給率が、今では100％を超えているといいます。
その背景には、ミミズ堆肥や昆虫農薬を用いた有機農業の発展がありました。
キューバの都市農業の特徴を一言で表現すると、「エコロジー」。
「キューバは江戸時代の日本と同じで鎖国状態。
何もないので、リサイクルが発展した」というお話が印象的でした。

講師：田﨑聡
（スローフード沖縄･奄美代表）

「食べるお茶の文化、再発見―
アンチエイジングとお茶の関係」4月28日（土）12:30～14:00　２番教室

「アンチエイジングパウダーの正体は何？」
「茶葉入りクッキーに使っている茶葉は？」
「試飲しているお茶の茶葉は３つのうちどれ？」といったクイズで教室はスタート。

終始、和やかな雰囲気で講演が進行しました。
なにより「お茶を食べる」というコンセプトが新鮮。
お茶に様々な効能があることは知られていますが、食べることにより、飲む場合には摂取しにくい栄養分をとりやすくなるそうです。
歴史的に見ても、お茶のとり方は、「噛む」から「食べる」へ、そして、「飲む」に至ったとのこと。お茶といえば「飲む」ものだと思い込んでいますが、よく考えてみれば、クッキーやアイスクリームなどの形で、日々、お茶を食べている気がします。
この教室では、新しい「茶葉を使うレシピ」の紹介もありました。
例えば、「ビッシュ風ミート」は茶葉を使ったミートローフ。パン粉をしとらせるときに普通は牛乳を使いますが、かわりにお茶を使うイメージです。
玉露をハーブに見立てた「シーフード茶葉マリネ」もぜひ、トライしたいと思いました。

講師：大橋玲子
（スローフード東京メンバー、料理家）

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