つけもの処 「本長」 HP

 鳥海山に続き、月山にも初雪がありました。晴れた日の日中、山頂にうっすらと雪を頂いた月山は神々しいばかりです。
 鶴岡は東に月山、西に高館、南に金峰、北に鳥海、と山々に囲まれています。
 私どもの鶴岡市大山は鶴岡の西、高館山の麓に位置し、山麓には「下池」があります。白鳥の飛来地であり、今年もやってまいりました。毎年のことですが、日中は田圃で餌をついばんでる風景も見られ、冬が近いことを感じております。
 
 先月は当地で辰巳芳子先生の「良い食材を伝える会」フォーラムがありました。生まれて初めて、パネリストを勤めさせていただき、私自身の大変な勉強になりました。また、地元では当たり前と思って気づかなかった良さの再発見にもなり、地元にとっても大変実り豊かなフォーラムとなりました。

つけもの蔵では、温海かぶ、藤沢かぶに続いて、青菜、べったら用大根の入荷がはじまりました。別室にはサケ、タイも入り、お歳暮を控え一年でも最も活気づく時期です。

 これからは、日一日と寒さが加わります、お体ご自愛ください。

                   敬具
つけもの処 本長
店主  本間 光廣

平成19年11月 
(ホームページより)

 

  まず最初にご紹介されたのが、つけもの処 「本長」。
地元庄内の在来種の食材も使った国内産野菜を使用した保存料・合成着色料は一切使わない漬物屋さん.
。明治の末、初代の本間長右ェ門氏が灘で酒造りの修業中、酒粕を使った漬物のおいしさに着目し、「野菜の粕漬」の製造を始めて90余年。地元でとれる新鮮な旬の野菜、山菜にこだわり、寛永より使い続けてきた大きな木の樽で、素材を大切に風味豊かな漬物をつくり続けている。

最初に天井まで吹き抜け建築のお店をご紹介された。
大きな柱の間に、手作りの品が並び、加工された数々の商品をご紹介していただいた。
そして、一番最初に通された酒粕づけの樽の部屋に通されて、なんだかふんわりといいにおいに包まれた。


昭和48年 粕漬 農林大臣賞受賞
平成10年 たまり漬 農林水産大臣賞受賞
平成5年度鶴岡市都市景観賞(保存部門)受賞

 

 
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