スローフードすぎなみTOKYO

主婦、子育てをしつつも定年まできちんと大使館の職務をフルタイムで勤め上げ、退職後、ご夫婦でハワイ島に移住。

ハワイ島はちょうど軽井沢のような気候で、山もあり、緑も多く、一年中とてもいい気候だと話をしてくださった。

語学が堪能なみちこさんでも、日本に帰ってきて日本語でおしゃべりするのが唯一の楽しみだそうだ。

ハワイ島で一番さみしいのは日本の旬の果物が食べられないことだそうだ。南国の果実の種類は限られており、日本には四季折々の果物がふんだんにあり、それはとても贅沢なことだと日本を離れてあらためて感じたことだったそうだ。

ハワイ島には日本人のコミュニティがいくつもあり、最近ではヒーリングスポットで有名なエリアに日本の若い人もたくさん学びに来ているという。

食のこと、医療のこと、日系人のことなど、いろんな話をしてくださり、心がなんだか、ほっこりして、嬉しくなった。人が感動した体験を直接うかがうのは、楽しい。

感動のおすそわけで、東京の生活に栄養剤を入れていただいた感じになった。




この日は、ハワイ島であらかじめ東京のお店をリサーチしたナンシーさんと友達がいろんなお店をセレクトした中でも、最も素敵なお店をご一緒に〜ということで、リザーブはすぎなみで行った。
非常に込み合うこの時期に偶然窓際の個室を予約することができ、ツイていました。

天井まであるガラス窓越しに、東京湾の夜景がどこまでも広がり、それはそれは素晴らしい東京の夜。
お食事も旬の食材をふんだんに使った和食。皆さんも大満足だったご様子で、すっかり盛り上がっているお部屋に相変わらず仕事で遅い私は、午後9時00分頃に最後に到着。

久しぶりにハワイ島在住のスローフードすぎなみTOKYOのメンバーである出川さんもご一緒で、皆さんで第二回目の乾杯。自己紹介からはじまって、テーブルに出された日本の食材から始まり、今のお互いの地域社会でのスローフード運動をどのような形で取り組んでいるのか、イタリアからどのような情報が発信されているのか、アメリカからどのような情報が発信されているのか〜をダイレクトに教えていただいた。

 
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