上より、スローフードすぎなみTOKYO代表佐々木(右)+掛川さん(左)、2列目のスローフード東京の黒川さん(右)、秋元さん(左)、3列目のスローフード筑後平野の吉永さん(右)、スローフード沖縄奄美の代表の田崎さん(左)、下はスローフード沖縄奄美の永峯さん(左)、スローフードすぎなみTOKYOの中村さん(右)


 3月8日午前9時半ごろ、宮崎空港に到着。東京からの便で既に到着済みの佐々木ご夫妻と合流する。宮交シティという停留所でバスを乗り換え、会場である綾町の「酒泉の杜」に向かう。所要時間は約1時間。会場入りは昼近くとなった。受付では、宮崎綾のスタッフの皆さんが笑顔で迎えてくださった。佐々木リーダーは急ぎ、コンヴィヴィウムリーダー会議の会場へ。
 
昼食はスローフード協会専用会場を用意してくださっていた。ホストコンヴィヴィウムのスタッフの皆様の心遣いに感謝しつつ、お食事をいただく。お向かいの席に座っておられたスローフードあいちのお二人から、スローフードあいちがアルカに申請した「大高菜」のこと等、近況をおうかがいした。
 
午後1時半頃より、初めての会員総会が開催された。これまでの全国会議はコンヴィヴィウムリーダー会議としてのみ実施されてきた。しかし、スローフードジャパンのNPO法人化にともなって、今回の会員総会開催の運びとなった。

はじめにスローフードジャパンの若生会長開会挨拶、ホストコンヴィヴィウムの浜田リーダーの歓迎挨拶があり、引き続いて、スローフード国際事務局長のパオロ・ディ・クローチェ氏から次のような概略の話があった。

毎年開かれている日本の全国大会への参加はこれで3回目となるが、この3年間には大きな変化があった。11月の国際大会ではこれからの活動方針が決定された。

世界中で食糧生産の問題が重要になってきている。
食が世界の環境に与える影響は大きい。
飢えに苦しむ多くの人々が存在する一方で、多くの肥満に悩む人々がいる。

こうした状況下、スローフードの果たすべき役割は非常に重要であり、スローフードの扱う問題は単に食の問題であるだけではなく、環境問題でもある。

今後のスローフードの重要課題は「おいしく、きれいで、正しい」食糧生産である。
「おいしい」については、もともとスローフードはおいしいものを守る活動から始まったのであり、スタート地点である。

次の「きれい」は、環境にやさしい食糧生産をさす。
最後の「正しい」は、食糧を生産する人々を尊敬し、正しい給料を支払うことである。

ところで、日本のスローフーダーはどれくらいいるだろうか。
食育のプロジェクトに関わる人や、スローなレストランを経営する人など、スローフード協会の会員よりずっと多いはずである。
私たちのように考える人々を、私たちの運動に取り込むにはどうしたらいいのか。
会員数を増やすことは運動にとって重要である。
特に若者たち。
彼らの多くはコンピューターに熱中し、生産の世界から切り離されている。
そこで、若者の入会を促進するような制度が必要だ。
そして今、日本のスローフード運動も重要な地点にさしかかっている。
今こそ前に進む時。ZERI財団との取り組みもそうだろう。
このコラボレーションにより、うまくいけばサローネのような、あるいは、それ以上の取り組みになるだろう。イベントのパートナーとしてこれ以上の存在は無いと考える。

今は皆さんひとりひとりの協力が大切な時だ。
統一して行動することが重要。
スローフードの会員同士はなにより友達であり、失敗したら助け合うことだ。

以上のようなパオロ・ディ・クローチェ氏のお話の後、ZERI財団代表グンター・パウリ氏より、ゼロエミッションの取り組みとスローフード運動の共通性を強調するスピーチが続いた。そのあと、会員総会が開かれた。
議案は以下の通りである。

議案第1号 2007年度活動報告
議案第2号 2007年度決算および会計監査報告
議案第3号 2008年度運動方針および活動計画
議案第4号 2008年度収支報告
議案第5号 国内規約の変更
議案第6号 国内委員の選出

議案の審議では、2009年度の日本版サローネの開催に対して、不安の声が上がった。そして、第6号議案の国内委員の選出はこの場では行われず、理事のみの決定となった。理事は東北ブロックより選出の若生さん、関東・中部ブロックの笠原さん、近畿ブロックの門上さん、九州ブロックの浜田さんの、以上4名である。

レポートはスローフードすぎなみTOKYOメンバーの麻理さん。

 

 
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